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和歌山県が発注した県道のトンネル工事で、県が必要な検査を怠り、コンクリートの厚さ不足を見逃していたことがわかった。コンクリートは、最も薄いところで安全基準の10分の1にあたる3センチしかなかった。南海トラフ巨大地震が起きた際の 迂回路として使われるはずだったトンネルは工事をやり直すことになり、12月に予定していた供用開始が半年以上遅れる事態となっている。
コンクリの厚さ不足のトンネル、和歌山県が必要な検査を130回分怠る…県部長「業者から連絡なかったから」 : 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231120-OYT1T50061/