1行で超訳すると「人権を認めない人とは、対話も合意も成立しない」。
特定の分野でバグる人——例えばトランスジェンダーの人権や、パレスチナの人々の人権の話でバグる人は、その特定の話題については「人権を認めない」状態になっているために、対話が壊れてしまう、と説明できるでしょう。話し相手や、話の対象の尊厳を認め傾聴することなしに、対話は成立しないのですから。
X/Twitterを筆頭とするSNSや掲示板の類は「相手の人格/尊厳を認めない意見交換が発生しやすい」という点で、「複数性の破壊」を助長しているかもしれません。