60年代に、イスラエル軍がアメリカ海軍の船を攻撃して200人以上の死傷者が出たのに、親イスラエル派で選挙を控えていたジョンソン大統領がもみ消しを図って、メディアを完全にシャットアウトして、穴だらけになった船体もアメリカに戻る前に修理して綺麗に塗装して、ナパーム弾を使った証拠も隠滅して、国際法に違反して救命いかだを狙ったことやその他の不利な証言が記載されていないスカスカの報告書をでっち上げて、船員や家族に箝口令を出して、船長や船員には非公開の場でメダルを授与して、とにかくこのことが報道されて明るみに出ることだけを気にしてひたすら隠蔽工作してたって話のドキュメンタリー。
他にも、証拠隠滅のために船自体を沈めようとするアメリカ政府側の人間がいたり、イスラエル側は認めないけどアメリカの船だと知った上で攻撃してたことがわかる管制塔とのやり取りの音声テープが残ってたり、もうめちゃくちゃ。
アメリカ人を殺してもお咎めなしなら、なんでもありだと思って増長するのは当然だし、このもみ消しの見返りとしてアメリカはイスラエルからソ連のミサイルに関する情報をもらったりしてて、その後トップシークレットも共有することになったということだけど、それは逆に痛い情報を握られてるということでもある。
この件に限らず、今や政治ロビー云々という話だけではなくなってしまっているので、そもそもあの地域のことに関してアメリカ政治にまともな判断を期待するほうが間違ってるということだと思う。
“The Day Israel Attacked America | Special Series”
https://www.youtube.com/watch?v=tx72tAWVcoM