『サイラー ナラシムハー・レッディ 偉大なる反逆者』を観てきました。
植民地化が進むインドにおいて、イギリスに反旗を翻しインド解放のために闘った主人公サイラーの活躍を描いた活劇で、変な表現ですがインド版北斗の拳のような映画でした。サイラーが占星術によって宿命を帯びているところや、外道な悪役にやられる爺さんを、颯爽と現れて救うサイラーの活躍ぶりは北斗の拳を観ているかのようでした。
ただし、悪役のスケールはラオウやサウザーほどではなく、よくてジャッカルやジャギレベルなので悪のカリスマ性はないです。ただ、外道なだけですね。
『バーフバリ』や『RRR』を観て面白かった方は楽しめると思いますので、ぜひ観てください。
また、サブキャラのアブク・ラージュとサイラーの関係性は、『RRR』のラーマとビームとは別のベクトルで刺さります。絶対に敵わない相手に出会った時の自尊心をどう昇華させるかという手本のような男でした。
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