アメリカのダブルスタンダードは欺瞞だと世界中からコテンパンに非難されているけど、私の周囲は上の投稿のような日々のニュースやソーシャルメディアで目にするガザの惨状から怒っている人達で溢れているし、アメリカ国内に居る多くの人たちが同じようにバイデン政権の姿勢に怒りと失望を感じてると思う。
「トランプが作った大きな亀裂が民主党の大統領によってさらに大きな亀裂となるとは思ってもみなかった」
「民主党支持には変わりはないけどバイデン二期目はありえない。かといって他に候補者が出てこない状況に絶望している。それでもあの候補者達から共和党大統領を出す事は阻止しなければならない」
こういう声を先週聞いた。
米政治がユダヤ票に大きく支えられているとか、軍需産業が深く食い込んでいるとか、そういう事は知っている。だから多くの人がそれを改めて(もしくは初めて)突きつけられて絶望してるし怒ってる。
人としての命や権利よりも一部の利益が優先されることが基準となっていることを突きつけられてとても怒っている。正当化しようの無い暴力を言葉巧みに正当化しようとする政治家とそれを支える自国の大統領や政治家達に耐えがたい嫌悪感を持っている。
理想を掲げて建国した人達の子孫も自国で虐げられ自由を認めて移動してきた人達も、そういう選択をする政権をいま目の当たりにしてそれが自分たちにも向かい得るという再認識にもなっていると思う。