いわばまさに、安倍晋三は森羅万象を超越する存在、そう閣議で決定したわけでありますから、国民のみなさまにはそれぞれの解釈が存在する、このような状況は何もおかしいわけではないのであります。だぁらば、安倍晋三が、安倍晋三がですよ? 安倍晋三がですね、お亡くなりになられて本音を述べる可能性、これも存在するのではないか、わたくしはまさにそのように考えているわけであります。それともなんですか? 安倍晋三はダメで徳川家康ならいいのか、安倍晋三は歴史上の人物でないから自由に解釈してはならないと、そうおっしゃるのですか? たしかにそのような考えもあるのでしょうね、もっとも歴代最長の政権を築き上げた総理大臣が偉人でないわけがないと、わたくしは思っていますがね。ですが、少なくとも悪夢のような民主党政権のお三方に比べればですね、いくぶん解釈の余地がある首相、これこそ表現の自由を表すものだと、そうではありませんか? 少なくとも、われわれ自由民主党は民主党のかたがたとは異なる地平を見ているわけでありますから、わたくし含め大臣一同そのように了解してあります。いわばまさに、まさにですね、安倍晋三は国民自由の象徴だと、これをもって内閣の見解とさせていただきたいのであります。