隠された磁気を超音波で診断 | 理化学研究所 https://www.riken.jp/press/2023/20231109_1/index.html
「共同研究グループは、超音波を使えば原理的にミクロな棒磁石の配列と関係なく磁性を調べることができる点に着目しました。超音波は原子の振動が波として伝わる現象です。原子が振動することでそれに付随した棒磁石も大変弱くですが振動します。超音波を反強磁性体に照射し、透過してくる信号を測定することで、このミクロな棒磁石の振動が透過信号に与える影響を介して磁気的な性質をのぞき見ることができます。まさに反強磁性体用の超音波エコーといえます。」