宇宙の左右対称性を破る「宇宙複屈折」を用いた未知の物理現象の探査~高精度な理論計算の実現に成功! | Kavli IPMU-カブリ数物連携宇宙研究機構 https://www.ipmu.jp/ja/20231102-cosmic_birefringence
「プランク宇宙望遠鏡が過去に取得した CMB (宇宙マイクロ波背景放射)の偏光データを精密に再解析した結果、CMB の光も宇宙初期に放たれてから現在までの間に、わずかに偏光の向きが回転している可能性が報告されたのです。これが「宇宙複屈折」です。」
「宇宙複屈折は、現在知られている物理学の理論では説明が極めて難しく、その背後には未知の物理現象が潜んでいると期待されています。特に有力な候補が、未知の素粒子アクシオンです。」