過去のことを知って過去の作品を読み解くのはとても面白い、
例えば日本の古語は色に対してあんまりバリエーションがないから、平安時代とかは「みどり」に、黒っぽさとか青っぽさとかも含まれてしまう。
でも、江戸時代くらいからものすごく色が増えて、浅葱色とかえんじとか、逆に今よりも細かく、美しい色の表現が出てくるって聞いた。たしか(このへんちょっと曖昧!)
平安の人が「みどり」って言う時、「んーこのニュアンスわっかるかな〜わっかんねえだろうな〜きれいだな〜」みたいなのがほんの少し含まれているかもしれないし、
江戸時代の人がみどりって言ったら、それは「みどりなの!ほかのなにいろでもないから!みどり!」っていう固定的なイメージで言ってるはず。
そういうのを慮るのは楽しいけど、だから俺の言ってるのは女や外国人を殴る創作を見られないって言って「名作を否定するのか」とか言われても、なんでアンタ我慢して読んでんの?アンタ殴られる側だよ?ってことで。。、(白人男性なら知らん)