権利の話をするときに「子ども」の話をもちだすのには慎重でありたいのだけれど、幼少期から戸籍登録の性別とは違う性別で生きているトランスの子どもやユースたちがたくさんいるなかで、そうした子どもやユースに向かって「その性別の人生を生きたければどこかで手術をしろ」と命令するような社会が終わりになったことが、本当に本当に嬉しい。もちろん、国内でもちゃんとSRS保険適用されるようにとか、わたしが大人として/研究者として頑張らないといけないことはまだまだ山積しているのだけど、でもほんとこの残酷な命令を課す社会が終わりになるのが嬉しい。