80年代に流行した哲学を素人なりに細々ながら読み続けてきて良かったと思うのは、それがパレスチナの問題から目を離すことがなかったことを知ったから。少なくとも、南京虐殺があったかなかったかなどということに拘泥する思想ではなかったと思っている。