百年前の今日10月13日は、上海の新聞各紙で関東大震災時中国人虐殺の報道が一斉に始まった日ですね。
10月11日、大島町事件の唯一の生存者である黄子蓮(頭部重傷・右耳切断)が千歳丸で帰国、翌10月12日には神奈川で被害を受けた王国章(左腿刀傷)、馬岩昌(頭部刀傷)、張順禄(左腰刀傷)、葉清福(左肩刀傷左後頭部傷)が山城丸で帰国します。
皆酷いケガを負っていて港は大騒ぎになりました。
彼らの口から、大島町事件・王希天事件が伝えられ最初の報道になります。
この報道がその後の10月15日から掲載された衝撃的な告発書である王兆澄の調査結果「日人惨殺華工之鉄証」に繋がって行きます。