展示作品のご紹介:人物文花器
(20世紀|ボヘミア|モーゼル│町田市立博物館収蔵)
黄色いガラス素地に、オロプラスティックと呼ばれる帯状の金彩装飾が付けられている。金彩部分は、盾や弓、槍などを持った女性像が描かれている。この黄色いガラスは、着色剤にウランを使用しており、ウランガラスと呼ばれる。1830年代から、黄色、黄緑色、緑色のガラスの発色剤としてウランが使用され、ボヘミアを始め、イギリス、フランス、ドイツなどで制作された。ガラスの特徴として、ブラックライトを当てると蛍光発色する。
特別企画展
-ヴェネチア、プラハ、パリ- 三都ガラス物語
https://www.hakone-garasunomori.jp/event/exhibition_2023.html