【良いニュースがゼロの大阪万博アップデート】
会場建設費:
最初の計画で1250億円→設備の設計変更や暑さ対策で2020年末に1850億円に政府が引き上げ→円安や人件費高騰で2300億円必要
運営費:
当初、警備費込みで809億円を想定→(記事に出来ないくらい未知数?)
警備費:
本来チケット収入による運営費から捻出予定だった→安倍元首相の事件から増額決定→国が確保すると経産相が発言→運営費・建設費と別枠に→(数百億規模の上振れ必至ということ以外一切具体的情報無し)
建設費の上振れだけでなく運営費も警備費も全て上振れする見通し。そして最終的にいくら増額になるのか誰にも分からないという無計画さの成れの果て状況。
どう考えてもお金が無い。
よって
”経済界は各企業から追加で寄付を募る必要があり、十分に集まらない場合は1970年大阪万博の収益金を積み立てた「日本万国博覧会記念基金(万博基金)」の一部を活用することも視野に“
この「日本万国博覧会記念基金事業」について調べてみたらサイトのトップにはこの事業の理念が記されていた。
https://www.osaka21.or.jp/jecfund/
“人類の調和ある発展のために
日本万国博覧会記念基金事業は、 1970年の博覧会の収益金を基に、 持続可能な人類社会への貢献を目指し、 国際的な文化活動など、
様々な事業を支援しています”
1970年の万博はきちんと収益を出し、それを元に基金が設立されて、その後企業の寄付などで国際的な文化活動や事業の支援に充てられている。
持続不可能な箱モノ事業のドメスティックイシューのために食い潰される事になりそうだとは1970年には思ってもみなかっただろう。
「勇気ある撤退」
この一択だと私は思う。
万博の会場建設費、450億円上振れ 2300億円程度に膨らむ見通し
https://mainichi.jp/articles/20230924/k00/00m/020/184000c