「XX人は」って括りは、「欧米では」とかいう括りと同じで、的確ではないですね。以下のような世論調査動向を念頭においての「軽いtoot」でした。
バブル期も体験せずに、デフレの中で育った世代は違うかも知れませんが、日本が世界で第二の経済だった頃に育った層は、日本はアジアでも特別、と思ってる人が多いと思います。脱亜入欧思想の名残りとも言えます。メディアもそれを後押ししたのではないでしょうか。海外諸国に対する日本の世論の変遷を見ても、アジアより欧米贔屓です。
その中でも、中国の大国化と日本の世論調査での中国へのイメージ悪化は重なります。インバウンド消費を増やす為に中国や韓国からの観光客を呼び込む政策をとった安倍自民党政権下でも、日本の底力とか日本のなんとかかんとか、というエスノナショナリスティックな発信が基調。日本人スゴイ番組なども出てきました。生活が楽になっていない日本人の割合が増えてる時期と重なるのも興味深いです。
こういった世論動向を見ると、特に韓中の経済発展は多くの日本人に「認知的不協和」をもたらし、否定的な感情を持ち易くなるのではないか、と考えてます。