フィンランドで最終処分場建設がうまくいくのは、社会で負担をわかちあうあり方を長い時間をかけて話し合ってきたからであって、「正しい知識」が普及したからではないはずです。もはや科学のかかわる社会的問題において、「正しい知識」だけが問題だ、と言い張るのは、先進国では日本だけではないでしょうか。四半世紀前のまま止まっているとそうなりますよね。