貧乏(予算の少なさ)を工夫(企画力)で克服するのは基本的に無理だ。
だんだんとショボくなってきたコンビニのパン棚を見ていてそう思うし、行政が出してくる村づくり支援策を見ていてそう思う。
後者について言うと、
1) 住民の共助を当てにした協議会みたいなものを作らせたがる
2) 勉強会、話し合いをさせたがる
3) ハードではなく、ソフトの事業をさせたがる
4) コンサルや IT 屋に外注する費用は出す
5) 行政のホームページで宣伝してあげる、と言う
6) 発表会、交流会をさせたがる
7) うまく行ったら表彰してあげる、と言う
という感じで、とにかくショボいのである。
この前、県から来た役人に「農山漁村の宝 AWARD」というものに応募しないか、と薦められた。何をするのだ、と問うと、村が活性化に取り組んでいる姿を発表する、と言う。何のメリットがあるのだ、と問うと、表彰してあげる(上位の村の表彰式は何と官邸で行います)、と言う。
アホか。
村が必要とするのは、農林水産業と生活の基盤整備という、ガチでハードな土木工事を伴う補助事業だ。その他は要らん。