決して美談にしてはいけない。現実に被害者がいるのに、そんな都合よくカタルシスに浸っていてよいわけがない。でも全否定して終わりにできるかというとそれもできない。少なくともそれを語っているその人にとっては、そこに人生の何らかの真実が含まれているのだとも思う。
他人の人生を体験することもできないしましてや評価することなどできない。そこで勝手に何かを得た気になるのは失礼だし傲慢だと思う。
結局、我々は他人の人生に対してどうやって対峙するべきなのか、そもそも対峙することなど可能なのか、てことを問い続けないといけないんだろうな。この永遠に答えのない問いを問い続けることしかできない。私たちが他人の人生を尊重するためにできる最大限はそこまでなんだろうと思う。だからそれをずっと続けていきたいなあと思う。
(おわり。ただ内面をさらけ出しただけのこんなややこしい文章を最後まで読んでくださった方がもしいたらありがとうございます。😅)