出生前検査の問題について
“障害は不幸だという偏見と、妊娠・出産・育児・介護は女性の責任だという考え方を、どちらも変えていくことが必要なのですが、この構造が何かの問題で表面に現れるとき、障害者も女性もお互いが対立させられているような、苦しい気持ちになります。場面によっては、どちらの差別が深刻かと比べてしまったり、どうして障害者差別はもっと注目されないのだろう、あるいは、女性差別があることをどうしてわかってくれないのだろうと思うこともあります。でも、その差別の組み合わせの構造をしっかり見たら、一緒にやろうという気持ちになれるのではないでしょうか。”
女性差別 わたしの視点② ダブルマイノリティの立場から~DPI女性障害者ネットワーク・米津知子さんに聞く~https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/569/?s=09