9月8日の週刊読書人に、8月18日号に掲載された田中和臣・栗原裕一郎による対談記事への異論を書きました。原稿の目的は冒頭で述べている通り、「トランスの人は現実に存在していてその人権は当然守られるべき」という本来当たり前に共有されるべき前提を週刊読書人編集部及び読者と共有することです。
正直当該対談自体がSNSの与太話をただ載せているだけのもので、私の原稿にも目新しい話はないです。(対談はPDFにして17ページに及ぶ一方で私に与えられた字数は6000字ですので、当然ながら対談で出された話題の全てに言及できているわけではありません。)なのでこれまで週刊読書人を読んでいない人がこのために読む必要は全くありません。
原稿の目的は人文系編集者や研究者、院生が読者に多く存在するであろうメディアで差別的な言論が野放しになっていることや、そしてあまりよく知らないままその言説を鵜呑みにしてしまう人が出てくることを防ぐために、もっと良い未来のためにあります。
https://x.com/dokushojin_club/status/1698999414508163271?s=46&t=IgzONrogmYxRMh6_7NB-rg