私もその見方に賛成です。
あれは子供のごっこ遊びが具現化した世界ですからね、いびつで当たり前なんですよね。主人公バービーがバービーランドを出て困難のある現実に生きるということが、子供がイマジナリーフレンドとのごっこ遊びの世界を卒業して厳しかろうが自立した自己として現実世界を生きてゆくという「成長」を表現してるんではと感じました。制作者の意図は分かりませんが。だから話としてよく出来ている反面、非常に目新しいとか斬新とかではなく王道的な展開だと思います。じゃなきゃこんなに受けないだろうし。
数多のフェミニストの分析より、バービーの歴史と映画の小ネタやモトネタの紹介記事がよっぽど理解の助けになりました。
マッドマックスにしろジョーカーにしろダークナイトにしろ、ちょっと娯楽大作に色々背負わせすぎなんじゃないかと。そういうのは原一男とかモーガンスパーロックでいいだろうと。
長文失礼しました。