この約一ヶ月の間、クローズドな場所でさつきさんを交え話し合ってきました。「すべての属性の“実存”を護り、まなざす」本の帯に描かれる著者が、特定の属性に対しては排除している者で良いのか、「すべてのクィアのサンクチュアリであれ」という強固な意志の元、さつきさんらにより作り上げられたセーファースペースが破壊されていることに対する対応を求めて来ました。
帯を社の判断で外せるのにも関わらず、問題を把握しながらも対応しない責任は社にありますし、誰かの呼吸を奪う事を是としないレーベルのなかで差別を容認し加担することを批判し続けていた次第です。
一環して「帯の内容」への批判でないのにも関わらず、あたかも内容への問い合わせだったかのような、論点を意図的にずらした公式サイトの表明は極めて遺憾です。実存ではなく帯を外すという「リスク」を優先するスタンスは、ころからが掲げる「反差別」から極めて離れた物であることをご自覚ください。