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作中、チッソの社長が日本で「どういう存在なのか」には、さすがに踏み込んでいませんでしたが、チッソという地元の大企業が、公害病である水俣病を「わかっているのに」認めない、金や権力で握りつぶすさまは、教科書以上のことを知ることができました。
ウォッチパーティに参加してくれたひとりが「現代の戦争映画」とまとめてくれましたがその通り。
九州に住んだことがないかたは「チッソ」の大企業ぶりがどんなものかイメージが湧かないと思いますが、水俣市に隣接する市町村のひとは雇用されていたひとが多いです。一方で被害者でもあります。
漁業を営んでいる方々も大打撃ですが、チッソの「お偉方」以外はいろいろ苦しい思いがあると思います。
MINAMATAを観たあと、胸が詰まる思いです。
ジョニー・デップがすごくよい演技をしていました！！！素晴らしい。