世俗の常識よりも妖怪ウォッチの人間観の方がはるかにマシである。
妖怪ウォッチの数が少ないことは問題だが、妖怪ウォッチがあるなら妖怪を分析できるし、妖怪と人間行動の関係について研究できるし、妖怪を用いて人間行動の予測と制御までできる。
現実には妖怪ウォッチなどないのに妖怪みたいなものがあるとして社会が成立してるし研究もされている。
「やる気ウォッチ」とか「意志力ウォッチ」とか「○○感ウォッチ」とか「○○力ウォッチ」みたいのが実在するなら、それを使って研究すればいいわけですよ。でも実際にはそんなのなくて行動しか観測できないんだから、研究の対象を行動にするのが当然だろう。
妖怪みたいなものをテーマにした研究で「再現性の危機!」とかいってもあたりまえ過ぎて話にならない。
「脳科学者」も脳について説明する限りは問題ないが行動について言及し始めると怪しくなる。
脳科学者は入力と出力の関係を完全に解明してから行動の説明を始めてくれ。脳と出力の関係が分かっただけで脳を使って行動を説明するのは早すぎる。