オリンピックもマイナンバー保険証も汚染水放出も、結局どれだけ反対の声があっても、すべて為政者の決めたことは決めたままに遂行される、という無力感を人びとに抱かせるために、わざとこんな進め方をしているかのようにも思えて。。
従順に諦めて、だからお上には逆らわないのが得だ、みたいなニヒリズムに陥ると、わかったふうな冷笑的「勝者」のポジションに立ちたがるようなダサい羽目にもなる。
私は最後は政治的体制如何に依らず幸せになってやろうと、意地汚く黒い旗まで立てているけれど、選挙であれ署名であれ政府交渉であれ、無力で受け身であることを拒否して主権者たらんとする諸々の手段は自分にとっても大事だし、そのために奔走するアクティビストや議員や学者を尊敬する。
たとえばデモに行くと、自分たちは無力でも孤独でもないよ、って、たぶんそれはそれで幻想なんだけど、そういう元気が出るから、いいと思うよ。行ってみて初めて、そんなふうに考えるようになったから。。