福島にいて強く感じるのは、男性陣が顔をつぶされたり、(特に女性に)弱みを見せたり指摘されることをものすごく嫌がる、ということです。
そのため、普通の失敗も失敗と指摘することが許されず、なにがなんでも失敗ではない、ということにしなくてはならない、という雰囲気が、既得権益層を中心に非常に強いと感じます。
たとえば、内堀知事の失敗を指摘しようものなら、「お、おん殿になんたるご無礼を!」と顔面蒼白になってぶるぶる震えた人たちに叱られそうな雰囲気が満ち満ちています。
広島出身の私からすると、かなり奇異に見えているのですが(別に誰でも間違いも失敗もあるのだから、間違えたり失敗がわかった時点で修正すればいいだけ。失敗を認めないで続ける方が損失は拡大する)、福島県は10年ほど前まで、公立校も上位校はすべて男女別学であった、というところが大きく影響しているのではないか、という気がします。