みなさん事故直後の経緯をすっかり忘れていますが、原発事故直後の測定騒ぎが沈静化したのは、市民による測定が、政府の測定の検証となり、政府測定数値はごまかしてはいなかった、ということが共有されたからです。
測定結果そのものの解釈に多少の違いはあったとしても、グリーンピースなどの環境団体の測定もしっかりしていましたし、第三者による自主的な測定による検証から得られる信頼性は、非常に強力なものです。
これ以上に信頼感を得る手段はほかにない、と断言できます。
でも、日本では、政府や専門家以外が測定するのはけしからん!とか言い出す人が出てくるので、困ったものです。
リスクコミュニケーションのいろはを少しでも勉強してほしいものです。