政策を実行すると必ず正負の側面があって、両方を考えながら検討する必要性がある、というのは、公共政策の授業で習ったのですが、やっぱそうだよね、と思うと同時に、福島の復興政策でそんな場面一度もみたことがないんですが、それはどこの日本の政府で実行されているんでしょうか?と思いました。
質問してみればよかったかもしれないです。
日経のこの記事についている有識者のコメントをみても、そういう政策立案の技術的問題には触れられていないです。
政治の話題に言及する人たちのなかで、いわゆる「政治部」思考の人たちは、大学の教員であったとしても、その政策の与える影響範囲の大きさや、決定のプロセスが引き起こす問題など政策技術問題の重要性に非常に無頓着なことが多いように思います。新聞もそういう「政治部思考有識者」たちばかり集めてコメントをするのはかえってよくないのでは、と思います。
(ワイドショーのコメンテーターと変わらないです。)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA213CX0R20C23A8000000/