タリバンが政権を握ると、すぐにアジア女子大学(AUW)には女子学生からの助けを求める電話が届き始めた。創設者のカマル・アハマドは、彼女らを逃がさねばならないことは分かっていたと語る。
西側の軍隊が国を離れると、AUWの学生たちが情報を広め、148人の女性グループをカブールから避難させることに成功した。
「現在、148人の女性全員が全米の大学に進学しています。悪い結果ではなかったと思うとホッとしています」とアハマド氏は語る。
それ以来、AUWは奨学金を提供し、更に数百人の女性(これ迄に450人)のアフガニスタンからの避難を組織した。これらの学生は、バングラデシュのAUW独自の大学、または米国のブラウン大学、英国のオックスフォード大学やマンチェスター大学などの提携大学に派遣されている。
AUWは、奨学金とアフガニスタンからの安全な脱出を提供することで、より多くの女性(目標は1,000人)が教育を継続できるよう支援したいと考えている。
アフガニスタン女性、教育を受ける機会を求めて逃亡
https://www.bbc.com/news/world-asia-65794106