なるほど……
『睡眠薬中毒』の冒頭にはこう書かれていて、右側の事例があまりにもSRさんにそっくりなんですよ。
そして既存の精神医療批判がこの後に載っており、「医者の言うとおりにすると殺されるわよ」という発言につながるのだと思います。
ただ、現実にはこの内海聡医師の方がヤブ医者であり、あまり従うべきではないのですが、ではSRさんはどのようにすれば救われたのか?ということに対して、私は明確な答えを持っていません。もし一切薬物に手を出さなかったとしたら、より若くして亡くなっていた可能性もあります。
私は彼の診断名を詳しく知らないのですが「統合失調症」というのはなく、もし主治医が統合失調症を見抜いて抗精神病薬を出していれば救われていたのではないかとも考えていますが、見抜きにくかったのでしょうね。