昨年7月のある朝早く、約30人のパラグアイの麻薬取締官がチャコとして知られる広大な森林荒野に飛び込み、麻薬密売人が使用する5つの飛行機着陸帯を襲撃した。
南米の内陸に囲まれた小さな国、パラグアイ北部に位置する孤立したチャコは、近年、アンデスのコカインを急成長するヨーロッパ市場に密売するギャングにとって重要な積み替え地点となっている。
2022年7月6日に襲撃された5つの滑走路のうち、4つは韓国の統一教会が所有する土地にあったことが、ロイター通信が滑走路の座標と同教会のチャコ所蔵の地図を相互参照することで判明した。
ロイター特別レポート/コカインカルテルが統一教会のパラグアイの楽園に侵入
https://www.reuters.com/investigates/special-report/paraguay-drugs-unification-church/