昨年に大麻使用の情報提供があったという指摘については「情報提供があったのは事実」と認め、昨年10月に開催された保護者会後に部長を始めとする首脳陣に対して、保護者から大麻を吸っていないか調査するようにという依頼があったという。部員121人に聞き取り調査を行ったが、事実は確認できなかった。
その後、11月下旬に「大麻と思われるものを7月ごろに吸った」という自己申告があり、警察に相談したが、本人からの申告のみで証拠がないこと、4カ月が経過しており、大麻かどうか確認できないことから「事実かどうか確認できない」と言われたという。学生には部の指導部から厳重注意が与えられた。
同学生については現在も在籍しているかについては、特定に繋がるため、「差し控える」とした。今回逮捕された学生と同一人物ではなかった場合、少なくとも2人が大麻に関わっていた可能性が出てくるが、澤田副学長は「その事実をもって蔓延しているとは考えていない」とした…