支持率浮上の切り札のひとつが「外交の岸田」イメージらしいが、安倍元首相のときと同じで、実際には米国追従を強化するばかり。韓国現大統領もそこは同じだから、バイデン大統領には笑いが止まらないだろう。
その見返りに米国は、汚染水排出を問題としないことにした。野党も含め、米国の姿勢が容認路線に進めば、あえて「言挙げ」する政党は激減。もちろんメディアは米国の意を受けてはやくからやはり容認。国民の多数もこうなると騒がない。無風。
しかし東アジア地域の米国を中心とする軍事同盟の強化は、何もプラスの要因はもたらさない。それどこか、かぎりなくこの地域の亀裂を深め、緊張は高まってゆく。汚染水はいったん排出が始まったら、天変地異でもない限りやむことはない。だれも経験したことのない局面をさらに人類は突き進む。
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