【#VRChat関連翻訳】本日の #VRChat Developer Updateを翻訳しました!
⚠️この翻訳は非公式です。そのため、誤訳が含まれている可能性もあります⚠️
-- 前半 --
【2023.2.4 リリース!】
Avatar Scalingを含んだ2023.2.4をリリースしました!
(翻訳はこちら: https://bdunderscore.notion.site/VRChat-v-2023-2-4-b1ee2baa4c544f0db0feb8840296456d)
【2023.2.4p1もリリース!】
つい先程更新されました。
(翻訳はこちら: https://misskey.niri.la/notes/9hzewc7f2o)
【2023.3.1 OpenBeta】
OSCQueryなどを含むオープンベータが行われています!
(翻訳はこちら: https://misskey.niri.la/notes/9hwlbv0km3)
【OSCQuery】
オープンベータでは、OSCQueryがサポートされています。
OSCQueryは、OSCアプリケーションのセットアップとOSC経由の接続を容易にするためのシステムです。
OSCQueryに対応したソフトウェアは、VRChatを自動で検出して接続するため、ユーザーがIPアドレスとポート番号を入力する必要がなくなります。また、VRChatが複数のOSCアプリケーションに対して送信出来るようになります。
VRChat側の実装や要件については、こちらの[wikiページ](https://github.com/vrchat-community/osc/wiki/OSCQuery)を読むことが出来ます。
これをVRChatに実装するにあたり、利用可能な既存のライブラリが無かったため、C#5向けのOSSライブラリを作成しました。
これはコミュニティのOSCアプリケーション開発者の何人かと協力して行いました。1年以上掛けて開発に協力してくださったことに感謝しています。
【IK-Beta】
IK-Betaのクローズドベータを終了し、誰でも試すことが出来るようになりました。
Developer Updateで最後に言及してから、幾つかの新しい変更があります。
・トラッカー処理システムの改修 - モーション予測の調節
SteamVRがトラッカーに適用するモーション予測の量を調節出来るようになりました。
予測量が多いほど、ジッター(揺れ)が大きくなります。(トラッカーの位置を誤って予測することがあるため)
IK-Betaでは、モーション予測無しをデフォルトとしているため、跳び回ったり足を踏み鳴らしたりする動作がより安定して見えるようになるでしょう。
メインメニューのTracking & IK設定から、"Tracker Motion Prediction"スライダーを調節し、あなたにとって何が最適かを確認してみてください。
・トラッカー処理システムの改修 - トラッキング喪失
服や椅子で隠れるなどしてトラッカーを見失った時、トラッカーは(飛んでいく代わりに)その場で一時的に静止するようになりました。
"Freeze Trackers on Disconnect"オプションを使用すると、静止したトラッカーは頭に追従する(引きずられる)のではなく、プレイスペース内の元の場所に留まり続けます。
・Spine挙動の改良
Lock-Headモードは、胸トラッキングの僅かな動きをサポートするようになりました。(以前はLock-Bothモードだけでサポートされており、Lock-Headでは捻りだけがサポートされていました)
Lock-Bothでの位置トラッキングよりも緩やかに動くので、アイソレーションダンサーはLock-Bothの方を好むでしょう。
・動画でのプレビュー
(記事本文でご確認ください)
多くのエッジケース(アバターやポーズ)を処理し、皆さんからのフィードバックを繰り返し検討してきました。ぜひ試してみてください。世界線は同じですよ!
【コミュニティガイドラインの更新】
昨日アナウンスしましたが、コミュニティガイドラインを更新し、新たに「クリエイターガイドライン」も新設しました。
私たちの[ブログ投稿](https://hello.vrchat.com/blog/community-guidelines-update)か、[Community Guidelines](https://hello.vrchat.com/community-guidelines)、[Creator Guidelines](https://hello.vrchat.com/creator-guidelines)を直接ご確認ください。
**これらのガイドラインは新しいものではなく、驚くようなものもありません。**
利用規約に追加や変更はありません。単に、より明確で分かりやすいガイドラインになっただけです。
適切な調査や編集を行い、私たちが望む形にガイドラインを仕上げるのに多くの時間を費やしました。
私たちがガイドラインに記載した全ての文言は、非常に意図的になされた言い回しです。
何があろうと、VRChatの利用規約が全てであることを忘れないでください。
ガイドラインは"私たちがVRChatをどのように運営しているか"を伝えるものです。
ガイドラインを読むことで、VRChat上であなたがどのように振る舞うことが期待されているかを理解することが出来るでしょう。
…言い換えると、ガイドライン上の文言を絶対的なものとして理解したりルールを決めたりすることは、私たちが望むことではありません。
私たちは、私たちが何故このようなガイドラインを書いたのかを理解していただきたいと思っていますし、VRChatterの皆さんには、必要なときには自身で判断していただくことを期待しています。
Trust and Safetyチームがハンマーを振り回し続けなければならないほど多くの問題が発生しないことが理想的です。
【進行中の開発】
・新しいVRChat+特典: UI色のカスタマイズとカラーピッカー!
新たなVRChat Plusの特典として、UI色のカスタマイズを追加します。
この機能を使用すると、デフォルトのカラーパレットの代わりに使用する6つのカテゴリの色を選択することが出来ます。
それらのパレットは保存し、切り替えることが出来ます。
(サンプル動画は記事本文でご確認ください)