作家の桜庭一樹さんによる新書『トランスジェンダー入門』の書評を読んだ。
何よりもまず「わたしは差別をするような悪い人間ではありません」という弁明が一番先に来てしまうような、「素朴な疑問」を抱いている架空の「私」による読書記録。すごい。さすが小説家が書いた書評!書評でこんなことができるのか!と驚いてしまった。本当にこの「私」のような人が読んでくれれば、と思うし、実際にこの「私」のような変化を促すような一冊だと私は思う。
立ち去るために質問するな – 集英社新書プラス https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/24019