「使い捨てプラスチック容器に入った飲料を購入する際に少額のデポジット(預かり金)を余分に支払い、使用済みボトルを返却口に持っていくとデポジットが返金される制度」についてプラスチックの使用量を削減できたことを示すエビデンスはほとんど無い。
「この制度は人々にプラスチックボトルの返却を促し、ポイ捨てを減らすことに成功した一方で、使い捨てボトルの使用量を増やすという想定外の結果になってしまったとMarchは言う。これはおそらく、後でリサイクルされるのだから使い捨てプラスチックボトル飲料を購入しても何ら問題ないと人々に思わせてしまったからだ。」
「効果があった政策の例としてMarchが挙げるのは、2016年にカリブ海東部の国アンティグア・バーブーダでのレジ袋の販売と使用の禁止(一部除外あり)である。」
コンビニやスーパーのレジ袋が有料になっても、気にしない人は、いかにもお金の無さそうな学生でも、毎回買ってるように見えるし、数円しかしないレジ袋の費用がかえって免罪符になってしまってるとは感じていたけど、やはり、そういうことなのかな。