月刊社会民主8月号、「特集”関東大震災と虐殺を忘れない”」の「関東大震災下の中国人虐殺事件/小笠原強さん」を早速読みました。
関東大震災時中国人虐殺事件の、もちろん事件そのものもそうでしたが、事件が発生した理由としての時代背景やその後の日中政府による事件の処理・交渉等を含めて事件を知るのにとても分かりやすい記事でした。
だいたいの内容は既に把握しているものでしたが、一点、1923年当時の在留中国人の人数的な規模などに関して、横浜のものは把握していたのですが、全国的なものは把握しておらず、記事にその記載があり、初めて知る事が出来ました。
数的な規模を把握する事が、なぜそこで起こったかという事を理解する一つの要素だった事を理解しました。
関東大震災時の中国人虐殺事件を知るのにとても参考になる文章ですので、ぜひ購入して読んでください。