人間が社会に奉仕すると、怪物的な巨大国家が生まれてしまう。
(ジョーゼフ・キャンベル)
ここでいう「社会に奉仕」というのは宗教組織での妄信的な活動や
満員電車に揺られ、会社などの組織で上司に指示されるまま人生の時間を浪費する行為だと私は解釈しています。
巨大な組織のリーダーがたった1人の人間であることが多く、どんなに賢い人間でも巨大な組織の末梢神経まで感じ取って、操作して
まるで象が地面にばら撒かれた卵を器用に避けながら歩くような真似はできない。
今の中央集権的な国や組織は常にゴジラであって、視野の狭いリーダー個人の欲求に従って熱線を吐き街を破壊しながら進むしかない。