作中には「オッペンハイマーが広島への原爆投下をラジオ放送で知り、その後に被爆地の実態を聞いて苦しむ様子が描かれ」ているらしいが、非西洋(日本/アジア)にいる実際の被害者を差し置いて、その被害を引き起こした白人男性が苦悩する姿を見せるのって、「被害者ヅラ」の最たるものだと思っている。
圧倒的マジョリティである白人男性(主人公)が非白人を殺害することは、悲劇的で同情の余地があるものとして扱われるのは、『オッペンハイマー』に限らずハリウッド作品あるある。本当に反吐が出るよ。
米「原爆の父」の伝記映画公開 広島・長崎の惨禍、描写なく | 2023/7/22 - 共同通信 https://nordot.app/1055288785714152341