核を批判的に描いているから『オッペンハイマー』は名作だの深いだの云々と欧米メディアが絶賛しているが、「核に批判的」なんてのは当たり前のことである。作中に被害者の表象がないことはすでに批判されている。核を作った白人男性だけにフォーカスし、核の被害者は姿も声もなく、いわゆる"両論併記"さえもしていないのが『オッペンハイマー』であり、これは到底受け入れられない。
オッペンハイマー氏による核実験で居住地を奪われ、被爆し、そして何の保障もされなかったネイティブアメリカンとラテンアメリカンの人々については、こちらのポッドキャストが聴きやすかった。
CHINGONA HISTORY with ALISA LYNN VALDES https://open.spotify.com/show/5qaXk1mJvzASAatC5zruZi