長い間あまり語られてこなかった旧東ドイツの話。「性病の疑いがある」として何千人もの若い女性を閉鎖病棟に閉じ込め、虐待していた。長い間タブー視されてきた"Tripperburg 淋病城塞"について、被害者たちが幼児性的虐待検証委員会を作り証言を始めている。本当に「性病の疑い」があったわけではなく、主に保護施設で育っている子どもたちの中で何らか反抗的な態度が見られるなどの理由から"入院"させられ、辱めとしか思えない検査(全裸にさせられ髪を剃られる)や激しい副作用がでる人体実験のような薬物投与、組織的な性的虐待、針でタトゥーを入れられたり。ロストック、ドレスデン、ライプツィヒなど各地にありハレだけでも5000人の被害者と。記事内では70歳を過ぎた女性が、今でも病院に行くとフラッシュバックがあると語り、しかし「東ドイツが無くなってから時間が経てば経つほど美化されてしまうことに懸念を抱いている。沈黙を続けてはいけない」と証言を決めたという #本日気になったドイツニュース https://www.zeit.de/gesellschaft/2023-07/frauen-ddr-geschlechtskrankheiten-tripper-burg-venerologische-station/komplettansicht