山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック聴いた。
"ミュージシャンとして"というフレーズが耳に付く。楽曲を提供する一ミュージシャン。
騒動の発端である松尾氏の「松尾潔のメロウな木曜日」に
「「ジャニー喜多川ってヤバいんでしょ?」とゴシップ趣味で質問をぶつけてくる知人には、たまにJのグループに作品提供したり、番組で共演するくらいの関係のぼくにわかるはずないと答えていた。」
と書いてある。
松尾自身も今年3月にBBCのドキュメンタリーをみるまではこんな感覚だったのだ。山下達郎は楽曲を提供してただけだから知らないことだと言ってる。同じ感覚だったのだ。
BBCをみた松尾潔は
「私たち一人一人が、この国が抱える問題として当事者意識を持ち、みんなで膿を出すというところに、舵を切るべきじゃないでしょうか」と思い至る。
しかし。
山下達郎はいつまでも一ミュージシャンでご縁・ご恩を大事にする一ミュージシャン。70歳になって、憧れと尊敬と信頼と(by松尾潔)をされる立場になっても、みんなで良い社会に変えていこうなどという考えはちっともないのだ。
歳をとるということについてちょっと考えた。