自宅に「すばる」が届いていたので、岩川ありささんの「僕と自分を呼ぶことを義務づけられた私」を最初に読みました。最後のページで「僕と自分を呼ぶことを義務づけられた私」という世界の全てをごつごつの段差だらけにしてしまう私の一人称がばらばらになって、角のない世界がもっていた彩を取り戻して、読んでいて胃の奥底から涙が逆流して泣いた。小説を読んで泣いたのは、一切の誇張抜きに生まれて初めてかもしれない。
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高井ゆと里 (yutoritakai@mstdn.jp)'s status on Thursday, 06-Jul-2023 17:48:40 JST高井ゆと里