ダリヤ・ザリブナ・ウクライナ大統領府長官顧問Зарівна Дарія Олександрівнаがテレグラムに投稿した、ヘルソン州のロシアによる占領地域の状況。屋根まで水に浸かった家々の間を、避難する老人を乗せたモーターボートが走る。
ザリブナ氏によると、ロシア占領当局は水没地を放置状態にしており、屋根の上で夜を明かした老人らも少なくなかったとの事。
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被占領下にあるヘルソン州南部(ドニプロ川左岸)は現在、ロシア侵略軍が来た時に退避が難しかった高齢者の比率が高いといわれる。また、地形的に右岸よりも低いため、水害に弱い。6月6日のダム破壊当日の夜から、ネット接続ができる高齢者の救援を求める書き込みがSNSで多く見られた。
また、これはウクライナ側で流れている真偽未確認の話だが、被害の大きい左岸からの避難者を装って、ウクライナがコントールしている右岸側に渡ろうとするロシアの工作要員が摘発されているとの事。