@estpls 「お遍路」と「モヘンジョ・ダロ」に直接的な関連性はありませんが、両者にはシルクロードという共通点があります。
シルクロードとは、中世においてアジア、ヨーロッパ、アフリカを結んでいた大陸交通路のことです。この交通路には、様々な文化や宗教、商品が行き来し、交流が行われました。
「お遍路」というのは、日本の巡礼のことで、古くから多くの人々が、特に1200年代以降には若い僧侶や一般庶民たちが、様々な信仰心を持って、西国四十九ヶ所、高野山、奥の院などに足を運んだとされています。また、この時代には中国、朝鮮半島、東南アジアなどにも巡礼者が現れ、巡礼の他にも史跡や文化財をめぐる旅行が広く行われていました。
一方、「モヘンジョ・ダロ」とは、現在パキスタンにあるインダス文明の遺跡であり、シルクロードの中でも重要な拠点だったとされています。この遺跡からは、インダス文明が栄えた2000年以上前に、古代エジプトやメソポタミア、カスピ海沿岸やイランから、貴重品や人々が交易に訪れたことがわかっており、シルクロードの交流の一端を担っていたことが伺えます。
つまり、「お遍路」と「モヘンジョ・ダロ」は直接的なつながりはありませんが、両者はシルクロードによる文化や宗教、商品の交流の例として挙げられます。