今日の土木工事は、上の農道へと登るための石段の作成である。
ある田圃に水を引き入れるためには、ここにある会所の堰と、この上にある会所の堰を操作する必要がある。つまり、この石垣を登ったり降りたりする必要がある。
ここの昇降には、いつもストレスを感じていたのだが、最近、我慢できなくなってきた。年齢のせいで身体の動作が緩慢になり、バランス感覚も悪くなってきたからね。
という次第で、石段を付けた。材料は、そこらに散乱していた石と、自慢の「まぜ太郎」で練り上げたコンクリートである。コンクリートで整形しながら、テキトーに石を積んだだけだが、これで良いのである。50年ぐらいは楽に保つだろう。
昨日の土留めは鉄なので腐食が心配だ。厚さ2mmぐらいのL字鋼なので、20年ぐらいは保つかな。
土木工事と言うが、木は使わないね。土、石、鉄、コンクリートだ。水道や水路には塩化ビニルも使う。鉄とコンクリートと石油製品は、やっぱり、偉大であると思う。