明け方、枕元に置いている、目覚ましとして使っているスマホを見たら4時のこと。寒くて目が覚めた。秋から冬にかけての、寒くなり初めのときに油断していたら夜中にぶるって冷気が染みてくるような寒さ。上っ張りを着て寝たらきっと快適に眠れる、こんなふうに体をぎゅっと縮めてやり過ごすみたいなことをしないですむ、と頭のはじっこでは声がするんだけど、そのために布団をはいだ瞬間のいっとう悲しい震えを想像したら何もできない。私は今とても眠いし、ちょっと耐えたらきっと眠る、大丈夫大丈夫、とさらに体を縮めていつの間にか寝ていた。朝起きたら軽く汗をかいていた。