表面張力を無限に大きくする非平衡ゆらぎ | 京都大学 https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2023-05-10
「近年、 平衡ではありえない性質を非平衡でつくりだす研究が行われています。 本研究で示した「無限に大きくなる表面張力」はその新しいタイプを理論的に示したものです。 実際の実験で観測されるだけでも興味深いですが、さらには非平衡ゆらぎをうまく制御することで、 成長する界面にとどまらず 「無限に硬い物質」 のデザインができるかもしれません。 そのような新規物質ができた場合、 技術的に重要になるのは間違いありませんし、社会にも大きなインパクトを与えるでしょう。ただし、 私たちの理解は未熟であり、 現時点では、 特定の数理モデルで新規な現象を示しているにすぎません。 」