やたらと「日本だけスゴイ」に結び付けられがちな桜だけど、「美しい花をつける樹木を愛でる文化」は日本の桜だけのものじゃないんですよね。
たとえば「世界三大花木」のひとつとされるジャカランダは美しい紫色の花を咲かせる高木で、原産地の中南米のほか、南アフリカやオーストラリアでも観賞用に親しまれている。
たしかに日本の桜は美しいけれど、四季折々の花を愛でる心は「日本人」に限らず世界中の人類に普遍的にみられるものだし、他文化へのリスペクトのない傲慢さに結び付けられるのは桜の花言葉「精神美」にもそぐわないのでゎ?