#fedibird #fedibird_info Wasabiは転送量課金はされないのですが、最近、Mastodonで利用するときのように、公開アドレスでどこからでも参照できるような利用形態が禁止されてしまいましたので、一工夫する必要がありました。
S3にしろ、Wasabiにしろ、オブジェクトストレージを直接参照させるのではなく、実際には画像をキャッシュして再配送する、メディアサーバを立てて、そこを経由してアクセスしてもらっています。
また、さらにCloudflareやCloudFrontのようなCDNをはさみ、そこでのキャッシュや分散配置の恩恵も受けられるように構成しています。
キャッシュサーバは、安価なVPSとnginxの組みあわせで、Lightsailにおくことで、S3との内部転送コスト無料、外部転送コスト固定の恩恵を受けたり、今回のWasabiの公開利用できない制約を回避するために代理で認証アクセスして実質的に公開利用出来るようにするなど、副次的なメリットも得られています。
また、オブジェクトストレージを変更しても同じURLでアクセスできるようになるメリットも大きいです。
規模が小さくても、サービス本体と同居させておく構成にメリットはあります(Cloudflareだけでもいける)。